ORACLE MASTER（オラクルマスター）
ORACLE MASTER（オラクルマスター）とは
オラクルマスターは、データベース製品の中でも高いシェア率を誇るOracle社の「Oracle Database」に関する資格です。この資格を取得することで、「Oracle Database」を管理運用するための知識やスキルの所有を証明できます。民間資格ですが、資格を取得すれば国内外で高い評価を得ることが可能です。「Oracle Database」は常にバージョンアップしているため、オラクルマスターの資格にも鮮度があります。資格が古いと最新バージョンに対応できなくなるため、新たな知識や技術を吸収して資格を更新する必要があります。資格の更新は、鮮度が高いエンジニアであることの証にもなります。
4つの資格グレード
オラクルマスターには、4つのグレードがあります。最も低いグレードが、オラクルマスターブロンズです。「Oracle Database」に関する基本的な知識が問われます。次のグレードは、オラクルマスターシルバーです。データベースの運用管理や保守に関する、より高度な知識が求められます。試験を受けられるのは、オラクルマスターブロンズの有資格者です。その上のオラクルマスターゴールドの取得には、Oracle特有のバックアップといった高度な知識が必要。オラクルマスターシルバーを所有し、規定の研修を修了していれば受験できます。最も高い難易度なのが、オラクルマスタープラチナムです。必須資格はオラクルマスターゴールドで、2つ以上の研修を修了する必要があります。筆記試験合格後、2日に及ぶ実技試験にも合格しなければなりません。高レベルなスキルの裏付けになる、非常に価値の高い資格です。
資格取得のメリット
オラクルマスターの資格を取得することによって得られるメリットをいくつかご紹介します。まず、「Oracle Database」は日本の半数近い企業で使われているため、資格取得で得たスキルを多くの場で活用することが可能です。マルチに活躍できるため、転職市場においても自身の価値を上げることができます。特にグレードが高ければ高いほど評価されやすく、Oracleによる実務経験があれば即戦力として活躍する機会にも恵まれるでしょう。また、Oracleに関する知識を習得することでRDBやSQLの基礎を理解することもできるため、勉強の一環として資格取得を目指すエンジニア初心者も多いです。オラクルマスターは国内外で通用する資格なので、海外のクライアントを相手にする場合や海外で働く際も役に立ちます。オラクルマスターの所有者として説得力のある提案ができるため、周囲から一目置かれる存在になれるでしょう。
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